新車の保証はディーラー以外で購入しても引き継ぐ事が可能なの？

これから新車を購入しようと考えている方はディーラーで購入しようと検討している方が多いと思います。

その理由の１つとして「保証が手厚いから」と考えている人もいると思います。

確かに車は金額も高い買い物になるので、新車といえどもすぐに故障した場合には保証があれば無償修理で対応してくれるし、車は長い付き合いになるので、万が一何かあった場合でも各ディーラーで修理が受けられるのは安心して乗り続ける事ができますよね。

しかしこういった各ディーラーで受けられる保証はディーラーで購入しないと受ける事が出来ないのではなく、どこの車販売店で購入しても平等に保証を付ける事が可能になります。

あなたの自宅周辺にある、個人経営している整備工場で新車を購入しても保証は変わりません。

新車登録時には各メーカーが購入者に対して保証書を発行するので、どこで購入しても保証を受ける事が可能になります。

さらにある手続きさえしてしまえば新車ではなく、比較的新しい車両、未使用者や中古車でも保証を受けられる事が出来るようになります。

なぜ新車保証をディーラー以外で購入しても可能になるのか？

ではなぜディーラー以外の販売店で購入しても保証を引き継ぐ事が可能になるのか？

新車の場合にはディーラーで購入しなくてもメーカー保証が付いてくるのでどこの販売店で購入しようと保証内容に変わりはありません。

さらに未使用車や年式が比較的新しい中古車でもメーカー保証を引き継ぐ事ができる「保証継承」というものをディーラーで受ければ新車保証を引き継ぐ事が可能です。

 

保証継承とは？

保証継承とは、ディーラーで受ける12ヶ月点検の事です。

新車登録時には、自動車メーカーが登録時に購入者の名前で保証書を発行しますので、どこで購入しても保証を受ける事が可能になります。

しかし、未使用車や中古車では新車登録時とは違う使用者になるので、保証書の変更手続きが必要になります。

車検証の名前と保証書の名前が一致していないと、いざという時に故障をしても保証を受ける事ができません。

この変更をするのが「保証継承」になります。

保証継承を受けるには年式と走行距離に余裕がある車両が好ましい

保証継承は、あくまでも保証を引き継ぐ事になるので保証自体が延長される訳ではありません。

さらに保証継承をする事により費用もかかる事になるので、保証期限に近い車両は無駄になってしまう事もあるので注意が必要です。

各ディーラーで料金は違ってきますが、おおよそ1万円～２万円の間で保証継承を受ける事が可能となります。

保証の期限は２つに分かれます。

「一般保証」と「特別保証」という２つの保証があり年数と走行距離の制限があります。

保証される内容も違いがあります。

このようになっているので、年式が5年に近い車両や走行距離が100,000㎞に近い車両は「保証継承」をしてもすぐに期限切れになってしまうので注意が必要になります。

未使用車やそれに近い車両では保証継承をする事によって、メーカー保証を引き継ぐ事が出来るようになるので、必ず入っていた方が安心して乗り続ける事ができます。

保証継承をしていれば全国のディーラーで保障修理が受けられる

購入した販売店がディーラーでなくても、保証継承をしていれば全国各地にあるディーラーで保障修理を受ける事が可能となります。

出先でのトラブルや故障をした場合でも周辺にディーラーがあれば、そこで修理対応をしてくれるので助かりますよね。

中古車販売店から購入したからといってメーカー保証が受けられなくなる事はないので、どこで新車を購入しても同じように保証を受ける事は可能です。

さらにディーラーよりも実は販売店で購入した方が新車が安く買えるのは知っていましたか？

ディーラーでは自分で頑張って値引き交渉などをしないと、なかなか安く買えたりしません。

最初から値引きをしてくださいと営業マンに言っても、ギリギリの価格まで下げる事は難しく時間をかけて商談を重ねるうちに、ようやく値引きをする事が可能になるので面倒だと感じている人もいるのではないでしょうか。

そういった面倒な事をしなくても、販売店ではディーラーよりも安く購入する事が出来るので、もしも新車で迷っているなら検討してみてはいかがでしょうか。

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